衝突トラックの作業員、涙の謝罪 台湾脱線事故 4/5(月) 4:23配信 AFP=時事 【AFP=時事】台湾東部で特急列車がトラックに衝突し脱線した事故で、トラックを直前まで運転していた作業員は4日、涙ながらに謝罪を表明した。捜査当局は、列車の運転手は衝突に対応する時間がほぼなかったとみている。 事故は2日、花蓮(Hualien)近郊のトンネルで発生。少なくとも50人が死亡、200人以上が負傷し、台湾で起きた鉄道事故としてここ数十年で最悪の事態となった。捜査当局によると、列車はトンネルに入る直前、急な斜面から線路内に転落したトラックに衝突した。 作業員(49)は4日、報道陣を前に謝罪の声明を読み上げた。声を震わせながら「深く後悔しており、心からおわび申し上げたい」と述べ、「私が取るべき責任を取るため、警察や検察の捜査に協力する」と表明した。作業員は地滑りなどの危険について台湾東部の山岳地帯の鉄道路線を定期的に点検するチームの一人だった。 台湾の国家運輸安全調査委員会(TTSB)主任委員の楊宏智(Hong Young)氏はAFPに対し、乗客の中には列車の警笛を聞いた人もいることから、列車の運転手は線路上の障害物を認識していたとみられると明らかにした。ただ、列車の運転手は衝突を回避することはできず、事故の犠牲となった。楊氏は「列車の運転手は反応するまでにせいぜい10秒しかなかった可能性があり、非常ブレーキをかけられるだけの距離がなかったとみられる」と指摘した。【翻訳編集】 AFPBB News https://news.yahoo.co.jp/articles/517a3d6c1d8bd0b4756e7e8415bd554b52d781c3 3日に起訴され保釈、4日にまた逮捕 台湾脱線の衝突トラック、ブレーキ緩かったか 当局指摘 4/4(日) 19:41配信 朝日新聞デジタル 台湾東部の花蓮県で2日に起きた列車脱線事故で、特急列車と衝突したトラックを直前まで運転していた建設作業員=過失致死罪などで起訴=が3日、台湾メディアの取材に、「停車時にサイドブレーキをかけた」と話した。当局の事故対策本部はサイドブレーキが緩かった疑いを指摘している。かけ方が十分でなかったか故障していた可能性がある。 台湾メディアによると、作業員は起訴後に保釈金50万台湾ドル(約190万円)を納付して保釈されたが、検察側の準抗告が認められ4日に再び勾留された。4日に自宅を出る際、報道陣に「事故を謝罪し、捜査に協力する」とする声明を涙ながらに読み上げた。台湾の刑法で過失致死罪は5年以下の懲役などが科される。 対策本部によると、線路脇に止められたトラックが無人のまま未舗装の下り坂を約20メートル走行し、道路と線路の間の斜面から線路内に落ちて列車と衝突した。当局が転落の原因や時間を調べている。(台北) https://news.yahoo.co.jp/articles/051648515541b21a3d89ad4fa04d15ba9b92da75 保釈金を払う時点で罪を償う意思なし ・これだけ早い段階で謝罪して、車のせいにしないだけでもマシです ・ガードレールなどの安全防護策がないように見えます。台湾はこの事故を教訓にして下さい ・この手の重大な事故は、個人の責任を追及しても意味がありません ・作業員のミスは誰でもあり得ます。危険防止策が不足していました ・今後は補償問題に発展すると思いますけど、個人でできる範疇ではありません
Source: News U.S.
【台湾脱線】トラック運転手逮捕 ⇒ 中国に保釈金を払ってもらい逃げる