ーそうして生まれたのが、前身である『鬼殺の流』ですが、連載会議では残念ながら落選。主人公は盲目、隻腕、両足義足という設定で、「世界観のシビアさと主人公の寡黙さ」が落選の理由だったと公式ファンブックで語られていました。
そうですね。ただ、読みやすくなったと世界観に対する一定の評価は得ていて。あとは主人公のキャラクターだと。
『HUNTER×HUNTER』は変わったキャラクターがたくさん出てくるものの、主人公のゴン(=フリークス)は普通の人。だからこそ読者も感情移入しやすい。そして、ゴンが中心にいると他のキャラクターの面白さが引き立つんだ、というものです。
吾峠先生も同じで、中心に普通の人を置いて、周りに異常性のあるキャラクターを配置するとちょうどいいのではないかと。そこで生まれたのが炭治郎でした。
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