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ティモシー・フェリスも実践。本で得た知識を効果的に活用する5つのポイント

ティモシー・フェリスも実践する、本から得た知識を有効に活用するための5つのコツをご紹介。

ティモシー・フェリスも実践。本で得た知識を効果的に活用する5つのポイント

Image: Honam Sohn/Shutterstock.com

ウォーレン・バフェットからオプラ・ウィンフリーまで、誰もが思いつくような超成功した人たちには、少なくとも1つの共通点があります。

それは、大の読書家ということです。その事実を知って、もっと本を読むようになった人もいるかもしれません。

それはいいことですが、賢者の中の賢者とも呼ぶべき人たちは、ただ大量の本を読んで消費しているだけではないということに、気付いていない人もいるかもしれません。

成功した人たちは、読んだ本のいいところを最大限吸収するために、独自のシステムや習慣も築いています。

ビル・ゲイツとイーロン・マスクは、どちらも自分の読んだ本の内容を覚えて、本のアイデアをもっと使用するための方法について話しています。

また、起業家であり、作家やポッドキャスターでもあるティム・フェリスは記事下の動画内で次のように尋ねています。

本を読むのはいいことですが、それで何が起こりますか? あなたの行動、態度、信念にどんな影響がありますか?

フェリスは、以下の20分の動画の中で、彼が貪るように読んだ本から、行動に起こせる本質的なアイデアを掴むためのコツやシステムについて、お気に入りの本の中から具体例を示しながら語っています。

すべてを知るには動画をすべて見た方がいいと思いますが、アドバイスの大事な部分だけを簡単に知りたい人のために、今回はフェリスのアドバイスの5つのポイントをご紹介します。

1. 独自の索引をつくる

多くの人と同じように、フェリスもペンを片手に本を読んでいます(下でも書いていますが、電子書籍の場合は指でハイライトします)。

読んだ本の内容をより多く活かす第一歩として欠かせないのは、メモを取ることですが、フェリスはこれだけでは終わりません。

知識を定着させ、後で調べやすくするために、本の冒頭の空白部分に、気に入った内容の簡単な索引も書き留めます。それぞれの索引にはページ数と、自分が興味深い、もしくは素晴らしいと思ったことを端的に書き留めます。

2. 有益な部分に星をつける

自分でつくった索引をレベルアップさせるために、フェリスは星評価システムを加えることもすすめています。

フェリスの星の使い方には2通りあります。1つは、自分の生活でも実践してみたいアイデアに星をつけます。

たとえば、アメリカの作家ジョン・スタインベックの『Travels With Charley』で見つけた、毎週違う教会に行ってみようという部分に星を付けました。

もう1つの使い方は、行動中心のアイデアが多い、いわゆるハウツー本を読んでいる時は、数日もしくは数週間後に振り返って、一番有益だとわかったアイデアに星をつけるというものです。

たとえば彼は、執筆のガイド本『Writing Down the Bones』で見つけた自由の定義、「自由とは自分のやりたいことを何でもやるのではなく、自分がどんな人間か、何をやるべきかをを知り、その上でそれをやること」に星をつけました。

この制約の中の自由という考え方は、フェリスの人生に常に立ち現れ、星を獲得し続けています。

3. “雑食”でいる

以下の動画でフェリスが語っている本は、仏教と精神医学の交わりの探索からSFまで多岐にわたります。彼は明らかに雑食で知的好奇心旺盛な読書家で、他の人にも同じように幅広く本を読んでほしいと思っています。

フェリスは次のように語っています。

「私は、ノンフィクションからファンタジーのような想像の世界やフィクションまで、自由に考え方を取り入れます。

たとえば、『デューン/砂の惑星』のようなフィクションから学んだリーダーシップに関する教訓を、現実世界にもコピー&ペーストして取り入れようとします

とフェリスは言います。

フェリスのもっと変わった例としては、『I Heard God Laughing: Poems of Hope and Joy: Renderings of Hafiz』という、イランの詩人ハーフェズの驚くほど面白い古典の翻訳を読んで、「詩には、示唆に富む多くの疑問を濃密に埋め込むことができるとわかった」と言っています。

4. Kindleを簡単なレビューとして活用する

フェリスは、大量の紙の本を持っており、どうみても昔ながらの方法で本を読むのが好きな人です。

一方で、Kindleは、読んだ本の中から優れた考えや洞察を取り出して保存するのに、驚くほど便利なツールになることがあるとも指摘しています。

デバイスで本を読むことの長所は、ハイライトした箇所をEvernoteのような他のプログラムに書き出すことができ、簡単に星をつけたり、注釈をつけたり、検索できたりするところです。

つまり、フェリスが何時間もかけて読んだ本のレビューが数分でできるということです。

5. 次のアクションになりうることを書き出す

索引や星のシステムを補完するものとして、フェリスは自分でつくった索引の横に、本の中から影響された行動や実践を書き出して四角で囲み、目立つようにしています

たとえば、ポール・ニューマンとビジネスパートナーのA・E・ホッチナーのビジネス回想録『Pursuit of the Common Good』を読んだ時、フェリスはPRやジョーク、物語を活用して、ブランド認知度を上げる素晴らしいアドバイスで満ちた本であると見出しました。

フェリスは、この本の中のアイデアをいくつか抜き出して、精神医学における幻覚剤の使用に関する自身の仕事に取り入れ、最終的にジョン・ホプキンス大学の研究のために数百万もの資金調達をしました。

興味をそそられた人は、この動画をフルでチェックしてみてください。

2021年もいい本に出合えますように。

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Source: ライフハッカー
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